いつも Castify をご利用いただき、ありがとうございます。Castify の新機能のお知らせです。
Castify のメディアのトランスコード機能がアップデートされ、オンデマンドにトランスコードを処理する基盤によって、より高性能かつ高画質なトランスコードが行えるようになりました。内部的な変更のため、インターフェース上の変更などはありませんので、今まで通りにトランスコード機能をお使いいただけます。
何が変わったのか
従来の Castify では、トランスコード用に GPU を備えた高性能なサーバをキャパシティ確保の観点で維持しており、これによって、ある程度のキャパシティを備えたトランスコード機能を提供しておりました。実際に、これによってキャパシティ不足を引き起こしたことはありませんが、原理上、トランスコード能力が必要となる配信が大量に作成された場合、瞬間的なキャパシティ不足を引き起こす可能性があり、課題となっておりました。
今回、GCP の Cloud Run を利用する形で、トランスコード処理を行うサーバを確保し、そちらで処理を行うようにしました。これによって、瞬間的にサーバを立ててトランスコードを行えるようになったため、実際にトランスコードが必要になったタイミングでのコンピュータリソースの確保を行うようになり、可用性面で大きく改善されることとなりました。また結果的に、GPU でのトランスコードから CPU でのトランスコードに切り替わったことにより、画質についても一定の改善が見られております(ただし、これは弊社が常に保証するものではなく、現状としてこのような形になっており、GCP や Cloud Run の仕様変更によっては、今後形式を変更する可能性もあります)。
Castify では、ライブ配信のインフラストラクチャー・コンポーネントを担うクラウドサービスとして、日々システムの改善を行っておりますので、今後とも Castify を何卒よろしくお願いいたします。











コメントを投稿するにはログインしてください。